始発MoO$_{3}$粉末によるMoO$_{3}$ペレットの焼結性への影響
日本原子力学会2013年春の年会
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- 開催年月日
- 2013年3月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 東大阪
- 国・地域
- 日本
材料試験炉(JMTR)再稼働における「産業利用の拡大」の一環として、診断用医薬品テクネチウム-99m($^{\rm 99m}$Tc)の原料であるモリブデン-99($^{99}$Mo)を放射化法((n,$\gamma$)法)により製造するための技術開発を行っている。この方法は、核分裂法((n,f)法)による$^{99}$Mo製造に比べ、$^{99}$Moの比放射能が低く、得られる$^{99m}$Tc溶液の放射能濃度が低いため、照射ターゲットであるMoO$_{3}$試料について、$^{98}$Moを濃縮したMoO$_{3}$粉末の使用及びペレットの高密度化を行う必要がある。本研究は、始発MoO$_{3}$粉末特性の違いによるMoO$_{3}$ペレットの焼結性への影響を調べるとともに、製作した各MoO$_{3}$ペレットの特性を評価した。