$^{99}$Mo/$^{99m}$Tc製造用高密度MoO $_{3}$ペレットの製造技術開発
平成25年度日本原子力学会北関東支部若手研究者発表会
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- 開催年月日
- 2013年4月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 東海
- 国・地域
- 日本
材料試験炉(JMTR)再稼働における「産業利用の拡大」の一環として、診断用医薬品テクネチウム-99m($^{99m}$Tc)の原料であるモリブデン-99($^{99}$Mo)の放射化法((n,$\gamma$)法)による製造技術開発を行っている。この方法は、核分裂法((n,f)法)による$^{99}$Mo製造に比べ、$^{99}$Moの比放射能が低く、得られる$^{99m}$Tc溶液の放射能濃度が低いため、照射ターゲットであるMoO$_{3}$試料について、$^{98}$Moを濃縮したMoO$_{3}$粉末の使用及びペレットの高密度化を行う必要がある。本研究は、天然のMoO$_{3}$粉末を用いた粉末のリサイクル方法を検討するとともに、始発粉末の違いによるMoO$_{3}$ペレットの焼結性への影響及び製作した各MoO$_{3}$ペレットの特性の評価を行った。