MISC

2003年5月

高純度鉄基合金開発に関する研究(2); 高純度鉄基合金材料の作成・極微量分析・特性試験

JNC TN9400 2003-034
  • 安彦 兼次
  • ,
  • 高木 清一
  • ,
  • 若井 隆純
  • ,
  • 青砥 紀身
  • ,
  • 上野 文義
  • ,
  • 永江 勇二
  • ,
  • 加藤 章一
  • ,
  • 斉藤 淳一

開始ページ
26
終了ページ
記述言語
日本語
掲載種別
機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等

将来の高速炉実用化に向けて、安全性と経済性向上のための構造材料に対する種々の要求を踏まえた高速炉構造の最適材料設計・実用材開発に資するため、超高純度Fe-Cr合金を溶製し、それらの合金の高速炉環境下での試験(高温での機械的特性および溶融Na耐食性試験等)を行った。結果、以下の成果が得られた; (1)従来の合金技術では、Fe中Cr濃度が30\%以上の合金は実用不可能とされていたが、超高純度化することによりFe中Cr濃度が60\%に達しても、ある程度の引張特性および長時間クリープ特性を具備できる見通しが得られた。 (2)超高純度Fe-Cr合金を用いた実物大コンポーネントの試作を通じて、きわめて良好な製作性を確認し、実用的な構造物の製造見通しを得ることができた。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?4037325

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