2008年
GISを用いた収集輸送の距離計算と中継輸送施設の最適配置に関する研究 (共著)
環境システム研究論文集
- ,
- 巻
- 36
- 号
- 開始ページ
- 299
- 終了ページ
- 308
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.2208/proer.36.299
- 出版者・発行元
- Japan Society of Civil Engineers
ごみ処理の県レベルでの広域化には, ごみ収集と中継輸送システムが不可欠である. 本研究では, GISを用いてごみ収集エリアと中継輸送施設の間の輸送距離を推定する方法と, 中継輸送施設の位置を最適化する方法を提案した. はじめに, 家庭ごみの排出量マップを, 家庭ごみの収集エリアと量, 人口情報に基づいて作成した. 次に, 排出量が収集車積載量に近い収集セルを生成するアルゴリズムを提案した. また, 対象地域の平均の輸送距離を推計するために, ごみ排出量で重み付けされた1トリップ当たりの平均輸送距離を定義した. 中継処理施設位置の最適化には収集輸送距離の線形検索を採用した. さらに, 本方法で求めた輸送距離と, 現状のごみ輸送距離あるいはグリッドシティモデルによる輸送距離の比較を行った.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.2208/proer.36.299
- ISSN : 1345-9597
- CiNii Articles ID : 130003775404