1999年1月30日
廃プラスチック油化のフィージビリティスタディ -四国北部地域を対象として-
廃棄物学会論文誌
- ,
- 巻
- 10
- 号
- 1
- 開始ページ
- 25
- 終了ページ
- 34
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.3985/jswme.10.25
- 出版者・発行元
- 一般社団法人 廃棄物資源循環学会
容器包装リサイクル法の中で「PETボトル以外のプラスチック製容器」の再商品化方法として油化が期待されているが, 本論文では油化が広域におけるプラスチック処理法として有効かどうかを, エネルギー消費・環境負荷・コストの面から評価する方法を提案した。対象地域を四国北部地区とし, プラスチックの収集率ならびに前処理施設・油化処理施設の設置場所を変えた6つのケースで, シミュレーションを行った。その結果, 1) 油化に投入したエネルギーの約4倍のエネルギーが生産できること, 2) エネルギー, 環境負荷 (CO2, NOx, 最終処分量) そしてコストの中で輸送の占める割合は小さく, 施設の占める割合が大きいこと, 3) そのため施設を大型化した方がエネルギーやコストの点で効率が高いこと, などが明らかになった。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.3985/jswme.10.25
- ISSN : 1883-1648
- CiNii Articles ID : 10002842531
- CiNii Books ID : AN10414685