MISC

1994年10月

OGL-1第6次$\sim$第12次燃料体の照射試験

JAERI-Research 94-017
  • 林 君夫
  • ,
  • 湊 和生
  • ,
  • 小林 紀昭
  • ,
  • 菊地 啓修
  • ,
  • 福田 幸朔
  • ,
  • 菊池 輝男
  • ,
  • 猿田 徹
  • ,
  • 北島 敏雄

開始ページ
250
終了ページ
記述言語
日本語
掲載種別
機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
DOI
10.11484/jaeri-research-94-017

本報告書は、JMTRに設置した炉内ガスループOGL-1で照射した第6次~第12次燃料体の製造、照射および照射後試験の結果をまとめたものである。第6次~第8次燃料体は、小規模被覆装置で製造した燃料を用いたものであり、FPガス放出率($^{88}$KrのR/B)は1$\times$10$^{-6}$以下の良好なレベルであった。一方、第9次~第12次燃料体では、建設中のHTTR用量産試作燃料を用いた。第9次燃料体では、$^{88}$KrのR/Bは1.5$\times$10$^{-5}$と比較的高く、被覆層に種々の欠陥が認められた。その後、製造時の被覆燃料粒子の貫通破損率の低下に伴って、$^{88}$KrのR/Bは2$\times$10$^{-6}$まで低下した。以下の照射試験を通じて、種々の条件下におけるHTTR用燃料の照射挙動についての知見を蓄積すると共に、燃料の量産製造技術の基盤の構築と、量産試作燃料の照射健全性の実証を行った。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11484/jaeri-research-94-017
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?2076104
ID情報
  • DOI : 10.11484/jaeri-research-94-017

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