論文

査読有り
2014年3月

JSNS非結合モデレータの熱冷中性子パルス形状の研究

JPS Conference Proceedings (Internet)
  • 及川 健一
  • ,
  • 原田 正英
  • ,
  • 前川 藤夫

1
開始ページ
014012\_1
終了ページ
014012\_4
記述言語
英語
掲載種別
DOI
10.7566/JPSCP.1.014012

J-PARC物質・生命科学実験施設の核破砕中性子源(JSNS)は2008年5月30日に初中性子ビーム発生し、現在0.3MWのビーム強度で安定にパルス中性子を供給している。JSNSの3つのモデレータの中で、非結合モデレータの特性について、特性試験装置NOBORUによって精力的に研究されてきた。JSNSの非結合モデレータは、デカップリングエネルギー1eVを達成するためAICデカップラを世界で初めて採用し、テイル成分の少ないパルス形状を実現すべく開発された。本モデレータのパルス形状検証のため、冷中性子のパルス形状測定にはマイカ結晶を、熱中性子のパルス形状測定には単結晶ダイヤモンドを、それぞれ使用した。解析の結果、モンテカルロ・シミュレーションにより計算されたパルス形状と良い一致を示した。会議では、得られたパルス構造の詳細な検討結果について発表を行う。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.7566/JPSCP.1.014012
ID情報
  • DOI : 10.7566/JPSCP.1.014012

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