2021年3月
超伝導リニアックの研究開発の現状JAEA-ADS
JPS Conference Proceedings (Internet)
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- 巻
- 33
- 号
- 開始ページ
- 011043\_1
- 終了ページ
- 011043\_5
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- DOI
- 10.7566/JPSCP.33.011043
原子力機構(JAEA)では、放射性廃棄物の有害度低減を目的とし加速器駆動未臨界システム(ADS)の研究開発を行っている。JAEAが提案するADSは、30MWのCW陽子リニアックと未臨界炉の結合で構成される。陽子の運動エネルギー1.5GeVの到達のため、常電導高周波キャビティ(NRFC)と超電導高周波キャビティ(SRFC)が用いられ、SRFCは2MeVから1.5GeVまでの加速の主要部分に用いられる。加速器開発の第一段階として、SRFCのモデルとビーム光学系の設計と最適化に重点が置いた。SRFCでは、半波長共振器(HWR),シングルスポーク(SS),楕円空洞(Ellip)をそれぞれ162, 324, 648MHzで動作させて加速する。ビーム光学系は、等分割条件を満たすように最適化されており、エミッタンス増長の抑制により、ビームのハローとロスを低減することができた。
- リンク情報
- ID情報
-
- DOI : 10.7566/JPSCP.33.011043
- ISSN : 2435-3892