2011年9月
佛教大学図書館におけるSummonの導入―ディスカバリーサービスとシステム連携
情報の科学と技術
- 巻
- 61
- 号
- 9
- 開始ページ
- 355
- 終了ページ
- 360
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.18919/jkg.61.9_355
- 出版者・発行元
- 社団法人情報科学技術協会
佛教大学図書館は,2011年4月に「ディスカバリーサービス」であるSummonを日本で初めて導入した。だが,その能力を十分に発揮するためには,図書館で従来から利用されてきたOPACやリンクリゾルバとの連携が欠かせない。とはいえ,OPAC連携においては,削除レコードや通信プロトコルの問題など,日本の図書館システム特有の課題も存在する。一方,リンクリゾルバは,Summon上の論文メタデータから図書館の紙媒体の雑誌への誘導をシームレスに行うことを可能にし,またハーベストを行えない非連携サイトへの誘導すら可能にすることから,再度着目すべきツールとなった。今後はSummonの日本語コンテンツの強化とともに,リンクリゾルバの機能強化が課題になるだろう。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.18919/jkg.61.9_355
- ISSN : 0913-3801
- CiNii Articles ID : 110008723196
- CiNii Books ID : AN10005857