高速炉構造用改良9Cr-1Mo鋼のクリープ破断関係式検討
日本学術振興会耐熱金属材料第123委員会7月期研究発表会
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- 開催年月日
- 2011年7月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 東京
- 国・地域
- 日本
現在、検討を実施している実証炉の構造材料への適用には、原子力材料への規格化と合わせて、60年設計を可能とするために、最長50万時間まで対応した材料強度基準の整備が必要である。材料強度基準では、設計引張強さSuや設計降伏点Syなどの許容値に加え、クリープを考慮した高速炉特有の許容値である設計クリープ破断強さSRや設計応力強さStなどを規定しており、それらを策定するには、クリープ破断関係式など各種材料特性式を整備する必要がある。本論文は、改良9Cr-1Mo鋼のクリープ破断関係式に関する検討内容及び策定結果を示す。