散乱線を含む高$\gamma$線場における不均等被ばく時の水晶体等価線量評価
第2回日本放射線安全管理学会・日本保健物理学会合同大会
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- 開催年月日
- 2019年12月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 仙台
- 国・地域
- 日本
散乱線を多く含む高$\gamma$線場においては、遮蔽ベストを着用して作業を行なう場合がある。その場合の作業者の水晶体等価線量は、遮蔽ベストの外側(上腕もしくは胸・頸部)に装着した線量計で評価する。この場合、線量計装着位置の違いによる放射線の入射角度依存性、線量計への後方散乱成分の入射量、そして、作業場の空間分布の違いなどの考慮すべき要素が挙げられる。また、頭部や眼の近傍に線量計を着用することによる負荷についても考えなければならない。そこで、これらの線量評価上の影響要因を明らかにするため、散乱線場の寄与が大きな作業場における作業者の水晶体等価線量を計算によって評価した。