2020年3月31日
母と息子との「民話」
口承文芸研究
- 巻
- 号
- 43
- 開始ページ
- 203
- 終了ページ
- 214
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
日本の口承文芸研究をリードした関敬吾が早い時期から「民話」という語を使って柳田國男のいう「昔話」研究をしていた理由を、関の出身地、長崎県島原半島で関が母親のタダシから聴いた「昔話」が「ムカシ」という呼称であり、それを「語る」と呼んでいたところに遡り捉え、従来言われていた関敬吾の「民話」をfolktaleの翻訳から来て通説について、再考を促した。
- リンク情報
-
- 共同研究・競争的資金等の研究課題
- 言語活動を示す動詞群の動態から見た口承文化相推移の研究