2020年4月 - 2022年3月
中央海嶺における海底マグマ活動が地球環境変動に与える影響に関する研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型) 新学術領域研究(研究領域提案型)
本研究では、南大洋およびインド洋の中央海嶺における新たな海域観測研究を通して、地球環境変動における中央海嶺マグマ活動の役割を明らかにする事を目的とする。
初年度に実施を予定していた中央インド洋海嶺での観測について、新型コロナウイルス感染症に伴う対応により断念を余儀なくされ、新たなデータ取得はできなかった。
これを受けて既存データの解析計画を前倒しで進め、追加の対応として解析データの範囲を南東インド洋海嶺海域で拡張した。南半球に分布する中央海嶺(南東インド洋海嶺、大西洋中央海嶺、チリ海嶺)の6海域において、マルチビーム音響測深機と海上磁力計データの解析を進め、各海域・各測線における過去430万年前までの海底地形、海洋底年代を明らかにした。また、南東インド洋海嶺での深海曳航式磁力計観測記録を解析し、古地磁気強度変動データの対比に資する解析結果を得た。
上述の観測および解析に関する成果について、JpGU-AGU Joint Meeting 2020(南極の海と氷床セッション)、The 11th Symposium on Polar Science(南大洋セッション)、海と地球のシンポジウム2020(AORIとJAMSTEC主催)で発表した。
初年度に実施を予定していた中央インド洋海嶺での観測について、新型コロナウイルス感染症に伴う対応により断念を余儀なくされ、新たなデータ取得はできなかった。
これを受けて既存データの解析計画を前倒しで進め、追加の対応として解析データの範囲を南東インド洋海嶺海域で拡張した。南半球に分布する中央海嶺(南東インド洋海嶺、大西洋中央海嶺、チリ海嶺)の6海域において、マルチビーム音響測深機と海上磁力計データの解析を進め、各海域・各測線における過去430万年前までの海底地形、海洋底年代を明らかにした。また、南東インド洋海嶺での深海曳航式磁力計観測記録を解析し、古地磁気強度変動データの対比に資する解析結果を得た。
上述の観測および解析に関する成果について、JpGU-AGU Joint Meeting 2020(南極の海と氷床セッション)、The 11th Symposium on Polar Science(南大洋セッション)、海と地球のシンポジウム2020(AORIとJAMSTEC主催)で発表した。
- ID情報
-
- 課題番号 : 20H04979
- 体系的課題番号 : JP20H04979
この研究課題の成果一覧
絞り込み
-
情報提供, 運営参加・支援, 寄稿国立研究開発法人 産業技術総合研究所 地質調査総合センター 2021年8月3日 - 2021年12月26日
社会貢献活動
3