基本情報

所属
東洋食品工業短期大学 包装食品工学科 教授
学位
博士(理学)(京都大学)

J-GLOBAL ID
200901040310383406
researchmap会員ID
6000010487

プロフィール

 DNA複製の分子機構を明らかにすることを目標に研究生活をスタートしました。大腸菌のプラスミドDNAの複製機構から分裂酵母を経て古細菌のDNA複製機構へと、生命の三つのドメインをまたにかけ基礎研究に励んだのが私の研究第一期です。特にフランスのPatrick Forterre博士や石野良純博士と挑んだ、極限環境にすむ古細菌のDNA複製機構は興味の尽きないものでした。

 その後、東洋食品工業短期大学包装食品工学科に移り研究テーマを大きく変えました。今は食品製造会社や行政組織と協力し、食品製造現場で起きる問題の原因究明と再発防止や予防策の研究に取り組んでいます。包装食品では高温や低pHなど極限環境に対して耐性の高い微生物が食中毒や変敗問題を起こします。その意味で今の研究第二期も第一期とつながりがあると言えます。

 教育と社会貢献活動にも力を入れており、本学学生の教育はもちろん食品産業に努める方々向けの講習会、地域の子どもたちへの科学遊びや中高生向け探究活動を実施しています。
 


学歴

  1

主要な論文

  28

MISC

  51

書籍等出版物

  3

共同研究・競争的資金等の研究課題

  1