基本情報

所属
宇都宮大学 地域創生科学研究科/国際学部 准教授
学位
博士(国際貢献)(東京大学)
Adv.LL.M(ライデン大学グロチウスセンター)
法学修士(獨協大学)

ORCID iD
 https://orcid.org/0009-0007-9210-7786
J-GLOBAL ID
201601006252925297
researchmap会員ID
B000266379

宇都宮大学国際学部にて、国際法、国際人道法(英語)、国際人権論(英語)を、同大学院博士前期課程では「国際人権保障と武力紛争」、同博士後期課程では「国際法と平和構築特論」を担当し、アフリカからの平和安全保障に係る国際的な規範や秩序の形成/創造の試み、に関する研究に取り組んでいます。2025年からはトルコの研究者と利益保護国(Protecting Power)制度に関する共同研究も開始しています。また、国際協力に係る約7年の実務経験を生かし、学生のキャリア形成に資する機会の創出も意識しています。2025年にはサバティカルの期間に客員専門家として国際刑事裁判所に勤務する機会を頂きました。

◎研究活動では、武力紛争の発生によって生起する介入する側と介入される側の論理を探究することで、現実の社会がどのように展開するのか、捉え、考察、予測できるような理論の構築を目指し、以下のテーマを中心に取り組んでいます。

- 国際司法介入(国際刑事裁判所による管轄権の行使やハイブリッド法廷の設置)とアフリカ諸国の反応とその戦略性(バックラッシュ)

『現代アフリカの対外政策と国際刑事裁判所—司法介入に対するアフリカのバックラッシュ— (シリーズ転換期の国際政治)』晃洋書房 2026年2月

- アフリカ/アフリカ連合の対外政策(国際法/国際規範等にアフリカが影響力を行使することのできる条件やプロセス)

第16回社会倫理研究奨励賞, 受賞論文 「国際刑事裁判所をめぐるアフリカ連合の対外政策の変容:アフリカの一体性と司法化の進捗からの考察」, 南山大学社会倫理研究所

- 国際的な刑事裁判所の実行(国際刑事法)が平和維持活動や緊急人道支援に与える影響(逮捕状の発付・執行や同意原則をめぐる緊張と協調)

第9回若手難民研究者奨励賞, 国際刑事法と難民法をめぐる課題に対する一考察―国際刑事裁判所による証人保護と難民条約除外条項の適用をめぐる分析を通して, 難民研究ジャーナル (12) 74-85 2023年4月

「主権国家体制と国際刑事裁判所による逮捕状:現職の国家元首に対する逮捕状執行をめぐるパラドックス」『主権国家体制と国連(国連研究 第25号)』 2024年6月

◎教育活動では、国際人道/人権法に限定せず、現代アフリカ政治や平和構築まで、武力紛争に係るテーマを「持続性のある平和を実現する」という視点から幅広く扱います。

- 毎年半数ほどのゼミ生が大学院への進学を希望して入室しており、国際的なコンペへの出場を応援しています。例えば、国際人道法や国際人権法の模擬裁判やロールプレイ大会として、赤十字国際委員会駐日代表部主催大会の他、ニュルンベルクやネルソン・マンデラ、ICC模擬裁判大会、Jean-pictet Competition出場に向けた指導をしています。2025年度はニュルンベルク模擬裁判大会のオーラルラウンドに、2026年度はICC模擬裁判大会に日本の大学として初めて出場しました。

- オランダ(2019,2023, 2025)、ケニア(2022)、エチオピア(2024)にて学生にフィールドワークの機会を提供してきました。

- 地域貢献/社会共創として、高校生を対象とした国際人権ワークショップを開催し、紛争下の子どもの保護について交渉やまちづくりアクティビティを取り入れています。

- 海外のPKOセンターや国際人道法のサマースクールに講師として招聘いただき、国際人道法や国連PKOに係る講義を実施してきました。また、国際人道法や国際刑事法の模擬裁判やロールプレイの審査官/ジャッジを依頼に応じ、務めています。

 

その他、2025年9月、宇都宮大学国際学部と国際刑事裁判所とのMOU締結を契機に多文化公共圏センター内に組織されたUU-GJPを通した活動にも従事しています。以下のサイトをご参照ください。

Utsunomiya University Global Justice & Peace Research Institute (UU-GJP)


論文

  23

書籍等出版物

  8

講演・口頭発表等

  54

共同研究・競争的資金等の研究課題

  15

MISC

  36

受賞

  16

学術貢献活動

  26

社会貢献活動

  65

メディア報道

  27