1999年12月
非一様気体中を伝播する衝撃波の数値解析
航空宇宙技術研究所特別資料 = Special Publication of National Aerospace Laboratory
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- 開催年月日
- 1999年12月 - 1999年12月
- 記述言語
- 英語
- 会議種別
- 主催者
- 航空宇宙技術研究所
航空宇宙技術研究所 16-18 Jun. 1999 東京 日本成層ガス中を伝播する衝撃波の不安定性を数値解析した。2次元水平ダクト中で、静止から急にある一定速度で動き始めるピストンによって衝撃波を作った。初期状態ではダクト内の気体は、圧力一定で、垂直軸に沿ってのみ温度または密度の分布をもっている。単調な変化を仮定する密度分布は、初期状態では上壁および下壁において空間勾配がゼロとし、次に単変曲点をもたせた。衝撃波発生において少なくともある時間間隔の間はっきりと安定した曲がった衝撃波面が実現できるような弱い密度不均一のものに対して数値シミュレーションを実施した。不安定波と衝撃波誘起流れ場との間の非線形干渉で作られた圧力変動によって、曲がった衝撃波前面が乱される傾向のあることが分かった。高レイノルズ数においては、気体粘性は不安定波にはっきりとした影響を及ぼさなかった。しかしながら、気体粘性は圧力変動にたいして衝撃波前面を安定化させる上で重要な役割を持っている。資料番号: AA0001961061レポート番号: NAL SP-44
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