2014年3月
介護保険施設で働く看護職の道徳的感受性尺度の開発
日本看護倫理学会誌
- ,
- ,
- 巻
- 6
- 号
- 1
- 開始ページ
- 30
- 終了ページ
- 38
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.11477/mf.7001100100
- 出版者・発行元
- 日本看護倫理学会
本研究は、介護保険施設で働く看護職の道徳的感受性尺度(MSS-NH)を作成し、その信頼性・妥当性を検討した。まず介護保険施設の看護職20名に対するインタビューよりMSS-NHの原案48項目を作成した。次に介護保険施設の看護職861名のデータを基に探索的因子分析を行い、17項目4因子構造【高齢者の尊厳を守る体制づくり】、【その人らしい生活を支える】、【高齢者の能力を活かす】、【栄養摂取法の意思決定】を採択した。信頼性は、Cronbachのα係数がMSS-NH全項目で0.85、下位尺度で0.72〜0.83と一定の内的一貫性が確認された。妥当性は、確認的因子分析により上記の4因子を潜在変数とした仮説モデルがGFI、AGFI、CFIのいずれも0.9以上でかつRMSEAが0.05以下と容認できるモデル適合度であり、尺度の信頼性・妥当性が確認された。(著者抄録)
- リンク情報
- ID情報
-
- DOI : 10.11477/mf.7001100100
- ISSN : 1883-244X
- 医中誌Web ID : 2014178772
- CiNii Articles ID : 40020862836
- CiNii Books ID : AA12426377