2009年 - 2011年
高齢者における口腔機能向上プログラムの開発と効果の検証
文部科学省 科学研究費補助金(基盤研究(C)) 基盤研究(C)
- 課題番号
- 21592911
- 体系的課題番号
- JP21592911
- 担当区分
- 連携研究者
- 配分額
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- (総額)
- 4,550,000円
- (直接経費)
- 3,500,000円
- (間接経費)
- 1,050,000円
- 資金種別
- 競争的資金
高齢者が口腔機能向上をめざして、自ら運動メニューを選択して実施するプログラムを開発した。研究参加の同意が得られた高齢者17名(男性13名、女性4名、平均年齢75.5±4.7歳)に対し2ヶ月間のプログラム実施を求め、その効果を測定した。舌の運動、頬の運動、呼吸運動を実施した効果は、有意に認められなかった。歯の磨き残した部位をチェックすることは、磨き残した歯垢の程度を有意に減少させた。プログラム実施前と比較して唾液の嚥下にかかる時間が、実施後に有意に短縮した。以上から、開発したプログラムは、歯の磨き残しを少なくし、嚥下機能を向上させる効果があることが示唆された。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 21592911
- 体系的課題番号 : JP21592911