2019年4月 - 2023年3月
工学系日本人大学院生の博士論文英語化推進ツールEJETの開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
工学研究における国際化が進み,「工学の共通語は英語」と広く認識されるようになって久しい。国際学会だけではなく,すでに国内の工学系の学会においても,投稿論文の執筆言語を英語に限定している場合もある。ところが,一方で,工学専攻の日本人大学院生の学位論文は,いまだにその多くが日本語で執筆されている。本研究は,工学系日本人大学院生が学位論文を英語で書く際の心理的・物理的・言語的障壁を解明し,工学学位論文作成支援ツールを開発して,工学系大学院生の学位論文の英語化を推進するものである。
本研究では,1)国立工業系大学における英語化の現状調査と,2)日本人大学院生の英語論文作成支援ツールのニーズ調査を行い,3)日本語と英語の工学論文テキストをバラレルに収集・分析した上で,工学系日本人大学院生のための工学系英語学位論文作成支援ツールの開発を行うことを目指している。
2020年度,2021年度は,対面での調査,作業を行うことができなかったため,インターネットを用いたデータ収集とデータ整理の作業,翻訳の委託作業を行った。研究成果は,オンラインによる各学会・研究会などで研究発表・論文発表等を行った。また,研究協力を広く呼びかけ,工学技術者・工学英語研究者や教育関係者と意見交換を行うことができた。コロナ禍で多くの対面による学会・研究会が延期または中止となったが,研究メンバーは,著書,論文等の出版に加えて,オンラインでの国際会議・国内会議における研究発表,国際会議および国内会議における講演やシンポジウム講師として講演などを行って,活発な活動を続けて研究を推進した。
本研究では,1)国立工業系大学における英語化の現状調査と,2)日本人大学院生の英語論文作成支援ツールのニーズ調査を行い,3)日本語と英語の工学論文テキストをバラレルに収集・分析した上で,工学系日本人大学院生のための工学系英語学位論文作成支援ツールの開発を行うことを目指している。
2020年度,2021年度は,対面での調査,作業を行うことができなかったため,インターネットを用いたデータ収集とデータ整理の作業,翻訳の委託作業を行った。研究成果は,オンラインによる各学会・研究会などで研究発表・論文発表等を行った。また,研究協力を広く呼びかけ,工学技術者・工学英語研究者や教育関係者と意見交換を行うことができた。コロナ禍で多くの対面による学会・研究会が延期または中止となったが,研究メンバーは,著書,論文等の出版に加えて,オンラインでの国際会議・国内会議における研究発表,国際会議および国内会議における講演やシンポジウム講師として講演などを行って,活発な活動を続けて研究を推進した。
- ID情報
-
- 課題番号 : 19H01281
- 体系的番号 : JP19H01281
この研究課題の成果一覧
絞り込み
講演・口頭発表等
1-
名古屋工業大学石川有香科研公開シンポジウム&英語コーパス学会ESP-SIG研究会 「ジャンルとしての工学英語ー理論と実践ー」 2021年3月25日 招待有り