2019年4月 - 2023年3月
間主観性と英語教育政策ーマクロ・メゾ・ミクロレベルの政策実践分析を通して
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究
本研究は、高等学校研究協力校でのフィールドワークを通して、英語教育の実践を、マクロレベルの政策、メゾレベルの政策実践指導者、ミクロレベルの政策実践者のそれぞれの視点から政策がどのように理解され実践されているのかを明らかにすることを目的としている。
令和3年度はもコロナウィルス感染拡大の影響で十分なフィールドワークを実施することが難しかったが、年度前半はオンライン会議ツールを活用し、遠隔で研究協力者への面接聞き取り調査を継続し、録音データの書き起こし作業、コーディング・カテゴリー生成、キーワード抽出を行った。このような遠隔での面接調査は引き続き実施して、人との接触が制限される状況の中でも、出来る限りデータの継続収集を目指す。また、マクロレベルの英語教育政策の審議議事録文書の談話分析を行い、議事録の分析から得られた知見を研究会で発表した。年度後半は、コロナウィルスの感染状況が比較的落ち着いている時期に、研究協力校を訪問しフィールドワークを実施し研究データを収集することができた。研究協力者への対面での面接調査と授業参観を行い、英語教育政策がミクロレベルの実践の場である学校現場でどのように実践されているかを観察した。また、これらのデータ整理と分析も行った。文献調査においては、教育社会学の統計データによる知見に照らし高等学校の英語教育現場が置かれている状況をマクロレベルの視点から捉えることで、英語教育実践の新たな分析の視点を得ることができている。
令和3年度はもコロナウィルス感染拡大の影響で十分なフィールドワークを実施することが難しかったが、年度前半はオンライン会議ツールを活用し、遠隔で研究協力者への面接聞き取り調査を継続し、録音データの書き起こし作業、コーディング・カテゴリー生成、キーワード抽出を行った。このような遠隔での面接調査は引き続き実施して、人との接触が制限される状況の中でも、出来る限りデータの継続収集を目指す。また、マクロレベルの英語教育政策の審議議事録文書の談話分析を行い、議事録の分析から得られた知見を研究会で発表した。年度後半は、コロナウィルスの感染状況が比較的落ち着いている時期に、研究協力校を訪問しフィールドワークを実施し研究データを収集することができた。研究協力者への対面での面接調査と授業参観を行い、英語教育政策がミクロレベルの実践の場である学校現場でどのように実践されているかを観察した。また、これらのデータ整理と分析も行った。文献調査においては、教育社会学の統計データによる知見に照らし高等学校の英語教育現場が置かれている状況をマクロレベルの視点から捉えることで、英語教育実践の新たな分析の視点を得ることができている。
- ID情報
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- 課題番号 : 19K13264
- 体系的番号 : JP19K13264