論文

査読有り
2011年6月

きょうだい構成の視点からみた心理的距離に関する実証的研究

カウンセリング研究
  • 星野翔一
  • ,
  • 青木健一
  • ,
  • 福住紀明
  • ,
  • 山口正二

44
2
開始ページ
127
終了ページ
135
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.11544/cou.44.2_127
出版者・発行元
日本カウンセリング学会

本研究では,きょうだい構成と性格特性・シャイネス特性・心理的距離との関連性を検討することを主たる目的とした。性格特性を測定するため,柳井・国生(1987)が作成した新性格検査を用いて,共感性・自己顕示性・持久性を測定した。次に,シャイネス特性を測定するため,鈴木ら(1997)が作成した早稲田シャイネス尺度を用いて,行動(消極性)・感情(緊張・過敏さ)・認知(自信のなさ)を測定した。最後に,心理的距離を測定するため,山口ら(1989)が作成した心理的距離測定用スケールを用いて,被験者と家族・教員・ペット間の心理的距離を測定した。その結果,きょうだい構成と性格特性・シャイネス特性・心理的距離が,おおいに関係していることが明らかにされた。性格特性・シャイネス特性・心理的距離において,きょうだい構成は重要な要因であることが示唆された。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11544/cou.44.2_127
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/130005132019
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10071578
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/11294708
URL
https://jlc.jst.go.jp/DN/JLC/20021468405?from=CiNii
ID情報
  • DOI : 10.11544/cou.44.2_127
  • ISSN : 0914-8337
  • CiNii Articles ID : 130005132019
  • CiNii Books ID : AN10071578

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