2017年8月 - 2019年3月
ライフサイクルモデルの構造推定と、推定したモデルを用いた制度・政策分析
日本学術振興会 科学研究費助成事業 研究活動スタート支援 研究活動スタート支援
本研究では、家計の生涯にわたる意思決定をモデル化した『ライフサイクルモデル』を用いて、日本のバブル期における実物資産価格の高騰が、家計の生涯にわたる資産蓄積や効用に与えた影響を分析した。
推定したライフサイクルモデルを用いた分析により、バブルによって日本の家計の生涯効用は2.5%失われたことがわかった。これは25歳時点において600万円程の金融資産を受け取るのと同等の価値が失われたことを意味する。
推定したライフサイクルモデルを用いた分析により、バブルによって日本の家計の生涯効用は2.5%失われたことがわかった。これは25歳時点において600万円程の金融資産を受け取るのと同等の価値が失われたことを意味する。
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- 課題番号 : 17H06925
- 体系的番号 : JP17H06925