2016年 - 2019年
逐次近似画像再構成法を用いた低線量CTにおける冠動脈石灰化スコアの確立
文部科学省 科学研究費助成事業(基盤研究(C)) 基盤研究(C)
- 課題番号
- 16K10279
- 体系的課題番号
- JP16K10279
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 4,680,000円
- (直接経費)
- 3,600,000円
- (間接経費)
- 1,080,000円
- 資金種別
- 競争的資金
心臓CTより得られる石灰化スコアの判定は、かつての電子ビームCTのデータを基にしているため、厚いスライス(3.0mm)で撮影を行い、電子ビームCTと同じフィルタ補正逆投影法(filtered back projection: FBP)で画像を作成している。最近ではFBPとは異なる逐次近似画像再構成法(Full Iterative Reconstruction: Full IR)を使用することで、より少ないX線量で薄層スライス(0.5mm)の画像が作成できる。本研究の目的は、①石灰化スコアの算出において、Full IRにより0.5mm厚の画像を作成することでどこまで真値に近い定量値が得られるかを検討し、そのための必要最低線量を求める。②本手法によって、石灰化スコアによるリスク層別化の基準がどの程度変動しうるかを検討する。③前向きに症例を追跡し石灰化スコアの新たな基準を構築することである。
- ID情報
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- 課題番号 : 16K10279
- 体系的課題番号 : JP16K10279