2013年4月 - 2016年3月
慢性ストレス状態は癌細胞の転移能を増大する
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
慢性ストレスはがん転移にどのような影響を与えるのか肺がん転移モデルを使用して検討した。その結果以下の知見を得た。(1)肺がん転移モデルにおいて慢性ストレスによりがん転移ならびに腫瘍増大は促進した。(2)慢性ストレスマウスは、肺のNK細胞やマクロファージ数が減少し、マクロファージの貪食能が低下していた。
すなわち、慢性ストレスは肺胞マクロファージの免疫能を低下によりがん転移や腫瘍増大を促進させることが示唆された。
すなわち、慢性ストレスは肺胞マクロファージの免疫能を低下によりがん転移や腫瘍増大を促進させることが示唆された。
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- 課題番号 : 25460918
- 体系的課題番号 : JP25460918