古田 徹也

J-GLOBALへ         更新日: 19/01/28 09:54
 
アバター
つながるコンテンツへ
研究者氏名
古田 徹也
URL
https://sites.google.com/site/frt8050/
所属
専修大学文学部
部署
哲学科
職名
准教授
学位
博士(文学)(東京大学)
その他の所属
放送大学

プロフィール

「言語」「心」「行為」の各概念を手掛かりにして、英語圏とドイツ語圏と日本語圏の現代哲学・倫理学を研究しています。主に関心があるのはルートウィヒ・ウィトゲンシュタインの哲学です。また、生命や科学技術をめぐる倫理にも関心を向けています。

1979年 熊本県生まれ
2002年 東京大学文学部 卒業(倫理学)
2008年 日本学術振興会 特別研究員PD
2011年 東京大学人文社会系研究科 博士課程修了(倫理学)
2013年 新潟大学人文社会・教育科学系 准教授(哲学・倫理学)
2015年 放送大学 客員准教授 【現在に至る】
2017年 専修大学文学部 准教授【現在に至る】

研究分野

 
 
  • 哲学 / 哲学・倫理学 / 英語圏・ドイツ語圏・日本語圏の現代哲学・倫理学

経歴

 
2017年4月
 - 
現在
専修大学文学部 哲学科 准教授
 
2015年4月
 - 
現在
放送大学 客員准教授
 
2013年4月
 - 
2017年3月
新潟大学 人文社会・教育科学系 准教授
 
2012年9月
 - 
2013年3月
青山学院大学 青山スタンダード(一般教育) 非常勤講師
 
2012年9月
 - 
2013年3月
上智大学 文学部 非常勤講師
 

学歴

 
2005年4月
 - 
2011年3月
東京大学大学院 人文社会系研究科 基礎文化研究専攻 倫理学専門分野 博士課程 修了
 
2002年4月
 - 
2005年3月
東京大学大学院 人文社会系研究科 基礎文化研究専攻 倫理学専門分野 修士課程 修了
 
1998年4月
 - 
2002年3月
東京大学 文学部 思想文化学科 倫理学専修課程 卒業
 

受賞

 
2006年10月
日本倫理学会 和辻賞 「人間的自然とは何か――言語の習得をめぐるウィトゲンシュタインの考察から」
 

書籍等出版物

 
古田 徹也
講談社   2018年4月   ISBN:4062586762
あたかも魂が入ったかのように、言葉が生き生きとした表情を持ち始める瞬間。あるいは逆に、言葉から表情が急に失われ、魂が抜けたように感じる瞬間。そうした体験のもつ言語実践上の意味と、その社会的な重要性を、中島敦「文字禍」およびホーフマンスタール「チャンドス卿の手紙」をはじめとする作品群と、ウィトゲンシュタインおよびカール・クラウスの言語論を手掛かりにして探究する。
高等学校 新倫理 新訂版
菅野覚明, 熊野純彦, 山田忠彰, 柏木寧子, 唐沢かおり, 鈴木泉, 古田徹也, 矢倉芳則 (担当:共著)
清水書院   2017年2月   ISBN:978-4-389-60037-2
教育基本法および高等学校学習指導要領の趣旨に則り編まれた、高等学校公民科「倫理」教科書。現代の思想の潮流にいたるまで、東洋・西洋の主要な思想家を取り上げているほか、「美」「自然」「時間」など5つのテーマに即し、東洋・西洋の思考を時代や地域の枠を超えて考察するテーマページを設けている。
荒畑 靖宏, 山田 圭一, 古田 徹也 (担当:共編者, 範囲:序論(9-16頁)、第8論文(135-152頁))
リベルタス出版   2016年12月   ISBN:490520805X
国内外の最新の知見を基にして、英米系と大陸系の枠を超えた哲学的見地から、そして、哲学研究の枠を超えた教育学、社会学、計算言語学、法学の見地から、 21 世紀のいまわれわれがウィトゲンシュタインから何を学びうるのかを問い直す論集。
企画、取りまとめ等を共同で担当。序論(9-16頁)および、第8論文「形態学としてのウィトゲンシュタイン哲学――ゲーテとの比較において」(135-152頁)の執筆を担当。
ルートウィヒ・ウィトゲンシュタイン (担当:単訳)
講談社   2016年5月   ISBN:4062186969
言語、心、知覚、意味、数学など、ウィトゲンシュタインは、自らの終生を貫く哲学問題を、最後まで、どのように考え続けたのか。彼の晩年の遺稿の翻訳。

※原典: Wittgenstein, Ludwig, Last Writings on the Philosophy of Psychology, Vol.I, edited by G.H. von Wright and H. Nyman, Basil Blackwell, 1982. および、Wittgenstein, Ludwig, Last...
勢力 尚雅, 古田 徹也 (担当:共著, 範囲:第8-14章(152-258頁)、第15章後半(271-275頁))
放送大学教育振興会   2016年3月   ISBN:4595316046
「英語圏(英米系)の哲学」としてまとめられる領域は、しばしば経験論と言語哲学とに大別される。では、両者はそれぞれどのような思考のことを指し、そして、どのような点で互いに接続するのだろうか。
前半は「経験論」とは何かという問題を、イギリス経験論の主要な論者の思考(おもに言語・認識・社会をめぐる観察と考察)を辿りながら、検討していく。後半は「言語哲学」とは何かという問題を、経験論との関係を主軸に置いて検討していく。最終章ではまとめとして、近・現代の経験論と言語哲学全体について、ロマン主義や世紀...

論文

 
共同行為論の射程:分析系の議論を中心に
古田 徹也
『現象学年報』   (34) 3-14   2018年11月   [招待有り]
日本現象学会2017年度年度研究大会(第39回)シンポジウム「共同行為の現象学――現象学と現代行為論の接点を探る」における討議の内容にも触れつつ、分析系の共同行為論を概観するとともに、特に行為と責任の関係に関して大陸系の哲学につながる論点を探る。
古田 徹也
『社会と倫理』   (32) 3-14   2017年11月   [招待有り]
いわゆる「道徳的運(Moral luck)」をめぐる現代の英米圏の議論について、トマス・ネーゲル以降の主な流れを整理しつつ、バーナード・ウィリアムズの議論の特殊性を論じる。そこで見えてくるのは、運と道徳(倫理)の関係について改めて考えることが、倫理学の営みそれ自体への根本的な問い直しにつながるということである。
古田 徹也
『現代思想』   45(21) 222-234   2017年11月   [招待有り]
現在の分析系の共同行為論(M. ブラットマン、M. ギルバート、D. P. シュヴァイカートら)から取り出されると思われる諸問題を辿りつつ、この分野が、大陸系の哲学や、あるいは倫理学、法哲学、政治哲学、社会学といった隣接分野につながる多様かつ重要な論点を含んでいることを確認する。
古田 徹也
atプラス   (31) 20-33   2017年2月   [招待有り]
他者の心を知ることはいかにして可能なのか。この古典的問題に対して、「他者の心についての懐疑論は、懐疑論ではなく悲劇である」というスタンリー・カヴェルの見解を道標に、また、主としてウィトゲンシュタインの〈他者の心〉論を跡づけながら、「心の半透明性」という観点から一定の視角を提示する。
古田 徹也
『これからのウィトゲンシュタイン : 刷新と応用のための14篇』   135-152   2016年12月
本論文は、ウィトゲンシュタインが自身の哲学を「形態学」として規定するときに、それが何を意味しているのかを探る。形態学とはゲーテが創始した学問であるが、その方法には、ウィトゲンシュタインのそれとの類似点とともに、根本的な相違点も見られる。本論文で探究されるのは、彼がゲーテから何を受け取り、そしてどこで離れたかである。
古田 徹也
フィルカル   1(1) 112-140   2016年3月
徹底的に抽象的な次元に留まろうとするデイヴィドソンの議論の可能性と限界を探ることを通して、哲学の議論がどこから個別の文化的背景に踏み込まねばならないのかを論じる。
古田 徹也
思想   1058 262-279   2012年6月
古田 徹也
哲学   63 265-279   2012年4月   [査読有り]
古田 徹也
お茶の水女子大学人文科学研究   8 1-12   2012年3月   [査読有り]

講演・口頭発表等

 
「シューベルトという名前はシューベルトにぴったり合っている」――ウィトゲンシュタインの言語論と翻訳の問題 [招待有り]
古田 徹也
シンポジウム「批評と文学の他者――固有名と翻訳をめぐって」   2018年11月18日   神戸大学文学部
人名が帯びる表情や雰囲気といったものをめぐるウィトゲンシュタインの議論を足掛かりに、そこから浮かび上がってくる翻訳をめぐる問題を論じる。
分析系の人生の意味論とウィトゲンシュタイン [招待有り]
古田 徹也
哲学会第57回研究発表大会ワークショップ「ウィトゲンシュタインの現在」   2018年11月3日   哲学会
現在の分析系の人生の意味論を概観したうえで、特に前期ウィトゲンシュタインにおける人生の意味論の特徴を確認し、それが前者の対照の下でどのような意義をもちうるのかを探る。
Guest Lecture: "Williams, Nietzsche, and the Meaninglessness of Immortality" (by Adrian W. Moore)に対するコメンテーター
古田 徹也
Workshop "Philosophy of Death and Meaning"   2018年8月4日   
不死性の無意味さをめぐって、バーナード・ウィリアムズとニーチェの議論の捉え直しを行うAdrian W. Moore教授の講演に対して、ストア派の思想との比較という観点からコメントを行う。
共同行為論の射程――分析系の議論を中心に [招待有り]
古田 徹也
日本現象学会2017年度年度研究大会(第39回)・シンポジウム「共同行為の現象学――現象学と現代行為論の接点を探る」   2017年11月11日   日本現象学会
共同行為というものをめぐって主として 1980 年代以降に分析系(英米圏の哲学分野)で交わされてきた議論の代表例を概観しつつ、そこから、とりわけ行為と責任の関係をめぐって大陸系の哲学にもつながる論点を探る。
現代の英米圏の倫理学における運の問題
古田 徹也
日本倫理学会第67回大会・主題別討議「倫理学における運の役割」   2016年10月1日   日本倫理学会
運と道徳(倫理)の関係をめぐる問題、とりわけ「道徳的運(モラル・ラック moral luck)」の問題を、現代の英米圏の議論領域に絞って概観しつつ、この問題が倫理学の営みそれ自体への根本的な問い直しにつながることを確認する。
合評会「文化に入り行く哲学――デイヴィドソンの言語哲学の限界をめぐって」 [招待有り]
古田 徹也
第165回philethセミナー   2016年8月28日   
『フィルカル』Vol.1 No.1収録の拙論「文化に入り行く哲学――デイヴィドソンの言語哲学の限界をめぐって」の内容を振り返りつつ、合評を行う。
ウィギンズ「真理、発明、人生の意味」の紹介 [招待有り]
古田 徹也
科学研究費補助金基盤研究(B)「「人生の意味」に関する分析実存主義的研究と応用倫理学への実装」主催研究会   2016年8月28日   
『ニーズ・価値・真理――ウィギンズ倫理学論文集』(勁草書房、2014年)収録の拙訳「真理、発明、人生の意味」の内容を紹介したうえで、この論文が現代の人生の意味論のなかでどのように位置づけられうるかについて、サディアス・メッツによる分類を参照しつつ確認する。
言葉を解放する哲学――ゲーテとウィトゲンシュタインの学問的方法論の比較から [招待有り]
古田 徹也
科学研究費補助金基盤研究(C)「「単元を貫く言語活動」を支える言語観と授業づくりに関する研究」主催・公開研究会   2016年7月31日   
ゲーテの自然研究との比較を通じて、ウィトゲンシュタインの哲学の方法論の特徴を浮き彫りにし、それを「言葉を解放する哲学」として位置づける。また、以上の探究を通じて、教育の現場で生徒等の言語活動を誘発するための手掛かりを提示する。
“やってしまった”から始まるコミュニケーション: 企業・団体による“謝罪”を題材として [招待有り]
古田 徹也
講演会「科学技術者・組織とイノベーティブ・コミュニケーション」   2015年3月27日   三菱電機 ビジネス・マネジメント部会・知的生産力専門部会
企業・団体による謝罪会見や謝罪文をいくつか紹介し、実際に効果的であった謝罪とそうでなかった謝罪の違いを比較検討する。そのうえで、「コミュニケーションの起点」という観点から、謝罪とはそもそも何であり、何でありうるかを論じる。
ゲーム、嘘、演技: ウィトゲンシュタインにおけるhuman nature [招待有り]
古田 徹也
ネットワーク日本哲学第5回研究会   2015年3月15日   ネットワーク日本哲学
spielen(ゲームする、遊ぶ、演じる)および、verstellen, heucheln(振りをする、嘘をつく、演技する)という概念をめぐるウィトゲンシュタインの思考を跡づけることを通して、menschlich Natur (human nature: 人間本性、人間的自然)というものを彼がどのように捉えているのかを浮き彫りにする。

Misc

 
古田 徹也
朝日新聞      2018年10月   [依頼有り]
インタビュー記事。現在の政治や社会の状況と絡めながら、『言葉の魂の哲学』(講談社選書メチエ)で示した論点の一端を紹介している。
書評:『4歳の僕はこうしてアウシュヴィッツから生還した』(NHK出版)
古田 徹也
   2018年6月   [依頼有り]
本書が物語という形式を選択している点に着目しつつ、真実を語るとはどういうことか、読者はいかにして真実の手応えを得るのかといった点を中心に、本書の批評を行っている。
川瀬論文への質問
古田 徹也
フィルカル   3(1) 280-281   2018年3月   [依頼有り]
川瀬和也「大森靖子と推論主義」(『フィルカル』Vol.2, No.2所収)の内容に対する質問書簡。言葉が文脈を切り開くという機能に関しての、推論と連想の違いを問うている。
知の巨人たち「ウィトゲンシュタイン」
古田 徹也
αシノドス   239    2018年3月   [依頼有り]
電子マガジンに寄稿した記事。ウィトゲンシュタインの哲学を前期、後期、晩期に分けつつ、それぞれの時期の著作を何から、どう読めばよいのかを解説する読書案内。哲学の古典を読むこと、とりわけ、ウィトゲンシュタインの著作を読むことの意味や愉しさがどこにあるのかについても言及している。
古田 徹也
『これからのウィトゲンシュタイン : 刷新と応用のための14篇』   9-16   2016年12月
主に1990年代以降のウィトゲンシュタイン研究の展開や、哲学以外の分野へのウィトゲンシュタイン哲学の影響などを確認したうえで、いま彼の哲学を再解釈して応用を試みる意義について論じつつ、本論集所収の各論文の内容を概観する。
古田 徹也
現代ビジネス      2016年7月   [依頼有り]
エッセイ。拙訳『ラスト・ライティングス』(講談社、2016年)を主な題材にしながら、「当たり前」と私たちが見なしている見方に揺さぶりをかけるウィトゲンシュタインの哲学の特徴や、彼の遺稿の愉しみ方について記したもの。
絶対的価値と相対的価値――宇宙開発の意義についての一視点
古田 徹也
『人文・社会科学研究活動報告集 2015年までの歩みとこれから』〈宇宙航空研究開発機構特別資料 JAXA-SP-15-017〉   133-144   2016年3月
哲学者ウィトゲンシュタインによる「相対的価値」と「絶対的価値」の区別を援用することで、宇宙開発の意義――とりわけ、その意義を説明すること――について考える際に欠かすことのできない重要なポイントを浮かび上がらせることを試みる。
書評: 『哲学探究』(ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン著、丘沢静也訳)
古田 徹也
科学哲学   47(2) 107-109   2014年12月   [依頼有り]
主に既存の訳書との比較を通して、丘沢静也訳『哲学探究』(ウィトゲンシュタイン著、岩波書店、2013年)の意義を論じたもの。
訳者解題: 「真理、発明、人生の意味」(デイヴィッド・ウィギンズ著)
古田 徹也
ニーズ・価値・真理: ウィギンズ倫理学論文集   315-328   2014年7月
当該論文でウィギンズが提示する「認知的未確定性の教説」とは何か、という点を中心に、論文の全体像を解説したもの。
ウィトゲンシュタインの哲学を貫くものと分かつもの
オーガナイズ・司会:古田 徹也 提題者(発表順):荒畑 靖宏、入江 俊夫、山田 圭一
日本哲学会第73回大会      2014年6月
ウィトゲンシュタインの哲学が「前期」と「後期」に大別されること自体はよく知られているが、その転回とは具体的にどのようなものであるか、また、転回を挟んでも変わらないものがあったとすればそれは何か、ということは、現在に至るまで論争の的であり続けている。本ワークショップでは、彼の哲学の全体像を掴まえる端緒を開くために、彼において「変化したもの」と「変化しなかったもの」の内実を共に捉える複眼的な視座を探る。オーガナイザーと司会を担当。

競争的資金等の研究課題

 
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(B))
研究期間: 2017年4月 - 2022年3月    代表者: 熊野 純彦
西洋倫理学史における運の問題の分析を通じた近代的道徳概念の批判的研究
専修大学: 専修大学研究助成
研究期間: 2018年4月 - 2019年3月    代表者: 古田 徹也
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(B))
研究期間: 2016年4月 - 2019年3月    代表者: 藏田 伸雄
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(C))
研究期間: 2016年4月 - 2019年3月    代表者: 青木 裕子
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(C))
研究期間: 2015年4月 - 2018年3月    代表者: 早川 正祐
文部科学省: 科学研究費補助金(若手研究(B))
研究期間: 2015年4月 - 2018年3月    代表者: 古田 徹也
文部科学省: 科学研究費補助金(研究活動スタート支援)
研究期間: 2013年4月 - 2015年3月    代表者: 古田 徹也
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(C))
研究期間: 2012年 - 2014年    代表者: 竹内 聖一
現代英語圏における「不死」と「生の意味」にまつわる形而上学・倫理学の研究
東京大学大学院人文社会系研究科: グローバルCOEプログラム「死生学の展開と組織化」若手研究者支援研究費
研究期間: 2011年4月 - 2012年3月    代表者: 古田 徹也
言語的コミュニケーションにおける理解と規範の原理についての分析哲学的研究
日本学術振興会: 特別研究員奨励費
研究期間: 2008年4月 - 2011年3月    代表者: 古田 徹也

担当経験のある科目