基本情報

所属
東京大学大学院 人文社会系研究科博士課程
日本学術振興会 特別研究員
大阪市立大学 都市文化研究センター 研究員
学位
社会学修士(2018年3月 東京大学)

J-GLOBAL ID
202001011713762332

近隣効果(Neighborhood Effects)の研究を専門としています。主に現在取り組んでいるテーマは以下の2点となります。

①因果推論を用いた近隣効果の分析

 日本の格差・不平等・貧困を考える上で近隣は重要な要因であると指摘されてきましたが、この問題における計量的探究は現在萌芽段階にとどまっています。現在は、10代の子どもが中学、高校から大学/労働へと移行する過程において、いかに近隣が作用しているのかを因果推論の手法を用いつつ研究しています。特に、近隣における因果効果の異質性や、近隣居住がいかなるメカニズムに媒介されてアウトカムに影響を与えるのかに注目しています。

②日米の近隣を取り巻く制度的構造の違い

 近隣効果は日本においても様々な面で作動していますが、この議論が発展した大本である米国における近隣と日本の近隣とでは、近隣が埋め込まれている都市構造、そして都市構造を規定する制度的・歴史的文脈が異なります。①における日本の近隣の実証分析と既存の米国における研究群を比較を通じて、この問題に取り組んでいます。