照射脆化データのベイズ統計解析における信頼性及び予測性に関する検討
日本原子力学会2018年秋の大会
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- 開催年月日
- 2018年9月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 岡山
- 国・地域
- 日本
原子炉圧力容器鋼の照射脆化に関し、ノンパラメトリックベイズ法を用いて中性子照射条件や化学成分と関連温度移行量との関係を解析するとともに、Gelman-rubin統計量を用いた解析の信頼性及び広く使える情報量基準を用いた予測性の評価を行った。国内のBWRの実測データ(142点)を対象とした解析において、照射量, 照射速度, Cu含有量を変数とすると解析の信頼性が高く、かつ関連温度移行量の予測性に優れ、予測値と実測値の残差の標準偏差が9.5$^{\circ}$C程度であることを示した。