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2012年6月12日

リアルタイムなレコメンデーションに向けた半教師あり Latent Dirichlet Allocation によるトピック抽出法

電子情報通信学会技術研究報告. IBISML, 情報論的学習理論と機械学習 = IEICE technical report. IBISML, Information-based induction sciences and machine learning
  • 池田 泰弘
  • ,
  • 川原 亮一
  • ,
  • 斎藤 洋

112
83
開始ページ
35
終了ページ
40
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
一般社団法人電子情報通信学会

web上でのユーザ行動情報からユーザの関心を分析する技術として,教師なし学習である確率的トピックモデルが注目されている.特に,Latent Dirichlet Allocation(LDA)が代表的な手法として挙げられるが,対象ユーザが大規模化した時に,ユーザ行動情報の分析に時間がかかるため,ニュースのようなリアルタイム性の求められるレコメンデーションがおこなえないことが懸念される.本研究では,外部情報を用いたweb上でのユーザ行動情報に対するトピックのラベル付けや,ユーザが連続して閲覧したドキュメントのトピックに対する相関性の仮定を導入したLDAモデルとして,トピックのマルコフ性を仮定した半教師ありLDAモデルを提案する.シミュレーション結果から,提案手法を用いることによって,通常のLDAモデルにおけるパラメータの推論と比べて1/10程度のイテレーション数で,テストセットパープレキシティを同等の値まで削減させられることを確認する.また,教師データを導入することにより,狙ったトピックを抽出できる効果があることについても示す.

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110009588472
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA12482480
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/023810580
ID情報
  • ISSN : 0913-5685
  • CiNii Articles ID : 110009588472
  • CiNii Books ID : AA12482480

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