講演・口頭発表等

レーザー溶断適応制御機能の高度化に関する研究開発; 溶融金属が発する光信号を利用したレーザー溶断制御方法の検討

関西原子力懇談会平成30年度研究発表・国際学会発表支援
  • 水谷 春樹
  • ,
  • 猿田 晃一
  • ,
  • 亀井 直光
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  • 村松 壽晴

開催年月日
2019年1月
記述言語
日本語
会議種別
開催地
大阪
国・地域
日本

レーザー・革新技術共同研究所ではレーザー溶断中に各種センサーの測定結果から溶断状態を判定し加工条件を修正し続けることで溶断状態を良好に保つレーザー溶断適応制御機能を研究開発している。現在、溶断部の表面の放射光を測定した光センサーの信号電圧と溶断状態に相関がみられ、これを用いて溶断状態を判定し加工条件にフィードバック制御を行うレーザー溶断制御方法を実験的に検討している。実験を通じ板厚が2mmから50mmまで徐々に変わるSS400試験体を用いて機能の検証試験を行い、効果を確認した。また、廃止措置での解体作業を想定してレーザー溶断時に発生するスパッタ等の溶融金属を効率的に回収する方法も合わせて検討している。これらの試験で得られた知見と今後の方針を報告する。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5064680