講演・口頭発表等

東京電力福島第一原子力発電所事故により放出された放射性セシウムの移動現象を規定する主要因について; 福島県の山地森林の例

日本地球惑星科学連合2014年大会
  • 新里 忠史
  • ,
  • 石井 康雄
  • ,
  • 阿部 寛信
  • ,
  • 渡辺 貴善
  • ,
  • 佐々木 祥人

開催年月日
2014年4月
記述言語
日本語
会議種別
開催地
横浜
国・地域
日本

東京電力福島第一原子力発電所から放出された放射性セシウムの環境動態に関する理解は、福島の環境回復における基盤情報を提供する。現時点における放射性セシウムの主な供給源は、除染活動がいまだ試験段階にある山地森林の分布域である。このため、山地森林から流出する放射性セシウムの移動現象と移動フラックス等に関する知見は、山地森林から河川を経て海域に至る放射性セシウムの環境動態を考慮した被ばく線量評価において極めて重要な位置を占める。本報告では、福島県東部の阿武隈山地における調査研究に基づき、山地森林における放射性セシウムの移動現象を規定する主要因について議論する。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5045417