MISC

2014年12月

福島第一原子力発電所事故と地衣類を用いた放射性セシウム調査の概要

ライケン
  • 土肥 輝美
  • ,
  • 大村 嘉人*
  • ,
  • 柏谷 博之*
  • ,
  • 藤原 健壮
  • ,
  • 坂本 義昭
  • ,
  • 飯島 和毅

18
1
開始ページ
11
終了ページ
13
記述言語
日本語
掲載種別

2011年3月に東京電力福島第一原子力発電所事故(以下、「事故」)が発生し、大量の放射性物質が環境中に放出された。放射性降下物のモニタリングにおける地衣類の有用性は世界的に知られているにも関わらず、日本ではその有用性についての認知度が低く、地衣類の専門家も少ないために、本格的な調査はなかなか着手されなかった。筆者らは、福島第一原子力発電所周辺(半径約60km圏内)に生育する地衣類を対象として、事故後の放射性Cs汚染状況を把握するための調査研究を日本原子力研究開発機構と国立科学博物館との共同研究として2012年12月より開始した。本解説では、地衣類の種類や地点など、調査の概要について紹介する。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5049201
ID情報
  • ISSN : 0285-0850

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