講演・口頭発表等

国際会議

コケおよびコケバックを用いた空中浮遊粉塵に含まれる放射性物質のバイオモニタリング

32nd Congress of Italian Lichen Society
  • Di Palma A.
  • ,
  • 土肥 輝美
  • ,
  • Adamo P.*
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  • 藤原 健壮
  • ,
  • 北村 哲浩
  • ,
  • 飯島 和毅

開催年月日
2019年9月
記述言語
英語
会議種別
国・地域
イタリア

$^{137}$Csを含む空中浮遊粉塵のモニタリング手法として、コケバック(コケを入れた袋)を用いた手法について紹介する。この手法はFDNPP近傍の環境に設置しモニタリング試験を進めており、将来的には廃止措置の過程で発生する粉じんなどを監視するための簡易かつ効率的な手法として活用が期待されている。また、汚染されていない場所でのバックグラウンドのモニタリング試験も行っており、コケに捕獲された重金属含有量とPMの分析を行い、将来的に$^{137}$Cs含有粒子の性質を調べるための基礎試験を進めている。最終的には、放射性ダストおよびパラメータ(例えば、ばく露期間, 最適なコケ種の選択)の最適化を行い、従来のダストサンプリング法との比較を行う。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5065887