2017年
水惑星学の創成
日本地球化学会年会要旨集
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- 巻
- 64
- 号
- 0
- 開始ページ
- 139
- 終了ページ
- 139
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.14862/geochemproc.64.0_139
- 出版者・発行元
- 一般社団法人日本地球化学会
<p>最近の太陽系探査によって、地球以外の天体に液体の水が存在する(していた)証拠が続々と見つかっている。本発表は、これら天体上で水が駆動する化学反応や物質循環を解明することで、水が惑星の形成・進化に果たした役割を総合的に理解し、生命存在可能性の議論にまで至る「水惑星学」の創成を提案する。そのために、地球科学と惑星科学が有機的に融合し、はやぶさ2探査の機会を利用することで、太陽系天体の水・物質循環を記述する理論とその実試料による実証を両輪とする研究体系を構築する。これによる達成目標は、1)微惑星内の水・物質循環の解明と地球の水量の決定要因の理解、2)火星、氷衛星における水環境進化とエネルギー論に基づく生命圏の推定である。</p>
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.14862/geochemproc.64.0_139
- CiNii Articles ID : 130006198601
- identifiers.cinii_nr_id : 9000290384152