小倉 拓郎

J-GLOBALへ         更新日: 19/01/09 13:03
 
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研究者氏名
小倉 拓郎
 
オグラ タクロウ
所属
東京大学
部署
大学院 新領域創成科学研究科 社会文化環境学専攻
学位
修士(学術)(金沢大学), 学士(文学)(金沢大学)
その他の所属
国立研究開発法人防災科学技術研究所

プロフィール

○研究① 高頻度・高精細地形情報を用いた砂礫堆の地形変化プロセスに関する研究
学類生(学部生)時代より,UAS(UAV・ドローン・無人航空機)を使った地形測量を行ってきました.卒業論文では,UAS運用の最適化に関する検証を目指して実験を行いました.
 修士論文以降は,卒業論文を踏まえて,礫床河川における砂礫堆の地形変化(土砂移動・体積変化・河床礫の移動)の定量化を目指しております.この成果を用いて土砂移動特性の把握,ダムからの出水管理の最適化,防災のための河道整備,生態系への環境評価などを行う予定です.
 対象は石川県白山市の手取川扇状地,滋賀県東近江市の愛知川(えちがわ)扇状地としており、地域の大学や行政・研究機関と共同研究を行っています.

○研究② 地理学・地形学のアウトリーチ手法に関する研究
 自然地理学・地形学を学んでいる身として,特に地理教育における地形学分野の適切な指導方法について関心があります.学習・教授内容に関する検討はもちろん,前述のUAS計測の成果を用いた地形変化の理解促進に関する研究も行っています.博士課程・修士課程在籍時に地域の講演会や出張授業などを数多く経験しています(詳しくは社会貢献活動を参照).
社会科・地理歴史科(地理)の教員を目指したかった経験があり,教員免許(中学校社会科専修・高等学校地理歴史科専修・高等学校公民科一種)を有しています.また,中学校・高等学校での指導経験もあります(非常勤講師:中学校社会・高等学校世界史B).また,地域の防災講演会や学校教員の防災研修の補助も積極的に参加していました.

○趣味
 自家用車でふらっと高速道路を乗り回し,旅に出ることに生きがいを感じております.学部時代に購入した愛車は6年目にして無事走行距離130,000 km達成.どこまで走り続けるのやら…….今年の目標は,首都高速道路の路線図を覚えることと,高速道路ナンバリングを覚えることです.

研究分野

 
 

経歴

 
2017年11月
 - 
現在
国立研究開発法人 防災科学技術研究所 社会防災システム研究部門 短期間アシスタントスタッフ
 
2017年7月
 - 
現在
東京大学 空間情報科学研究センター リサーチ・アシスタント(高精細空間データの地球科学的高度利用研究の支援,GISソフトウェアによる空間情報科学普及の支援)
 
2017年9月
 - 
現在
東京大学 大学院 新領域創成科学研究科 ティーチング・アシスタント(担当:空間情報解析演習)
 
2016年4月
 - 
2017年3月
北陸学院中学校・高等学校 非常勤講師(中学校 社会科,高等学校 地理歴史科 世界史B)
 
2016年4月
 - 
2017年3月
金沢大学 人間社会学域 アクティブラーニング・アドバイザー(担当科目:地理学,防災・減災と地理学)
 
2015年4月
 - 
2017年3月
金沢大学 共通教育科目 ティーチング・アシスタント(担当科目:情報処理基礎,世界と日本の自然環境,北陸・石川の自然地理と地域)
 

学歴

 
2017年4月
 - 
現在
東京大学 大学院 新領域創成科学研究科 社会文化環境学専攻 空間情報学講座 博士課程 
 
2015年4月
 - 
2017年3月
金沢大学 大学院 人間社会環境研究科 地域創造学専攻 地域創造学コース 博士前期課程  
 
2011年4月
 - 
2015年3月
金沢大学 人間社会学域 人文学類 人間科学コース 地理学専門分野  
 
2010年4月
 - 
2011年3月
金沢大学 人間社会学域 学校教育学類  
 

受賞

 
2018年11月
日本地形学連合 研究奨励賞
 
・UAVとSfM-MVSで高解像度地形情報を取得するための最適化に関する検証
・高等学校地理Aにおける地形を扱う学習の内容・展開に関する考察
2016年7月
日本地球惑星科学連合2016年大会 学生優秀発表賞
 
高等学校地理Aにおける地形を扱う学習の内容・展開に関する考察―単元間の連携と実生活との関わりに注目して―

論文

 
小倉拓郎・林 紀代美・青木賢人
地形   38(4) 325-334   2017年10月   [査読有り]
高等学校地理Aの教科書の地形に関する記述の内容について整理し,学習指導要領に記載されている学習目標の整合性や他の単元との学習との相乗効果について検討した.現状の地理Aの教科書では用語の羅列や応用先の不鮮明が見られるため,用語の精査と単元間の関わりを再検討した学習を進めるべきであることを指摘した.
小倉拓郎・青木賢人
地形   37(3) 399-411   2016年7月   [査読有り]
UAV(Unmanned Aerial Vehicle)とSfM-MVS(Structure from Motion - Multi view Stereo)を利用した地形測量で得られるデータの解像度や精度の検証を行い,地形測量における運用最適化を目指すための指標を提示した.飛行高度や解析枚数,GCP(Ground Control Point)の位置によって出力されるデータが大きく変化することに留意して測量の計画を立てる必要性があることを明らかにした.

Misc

 
小倉拓郎
地形   39(4) 407-409   2018年10月   [依頼有り]
日本地形学連合が若手学生・院生向けに毎年行っている行事「JGU夏の学校」の開催報告記事を執筆させていただいた。2018年は内山庄一郎氏(防災科学技術研究所)・小花和宏之氏(農業・食品産業技術総合研究機構)・笠井美青氏(北海道大学)・早川裕弌氏(北海道大学)によるUAS地形計測に関するワークショップを開催した。UAS運用、SfM写真測量、UAS-LiDARの基礎を座学でおさらいしたのち、低価格GNSS解析・点群解析の実習を行った。
小倉拓郎
地形   38(4) 352-354   2017年10月   [依頼有り]
日本地形学連合が若手学生・院生向けに毎年行っている行事「JGU夏の学校」の開催報告記事を執筆させていただいた,2017年は「科学的和文作文法勉強会」ということで,滋賀県立大学の倉茂好匡先生より2日間たいへん厳しく指導を受けた.中学校で学習する国文法から復習し,綺麗な文章を書くことがいかに大変かを痛感した.

講演・口頭発表等

 
小倉拓郎・早川裕弌・山内啓之・小口 高・田村裕彦・小口千明・青木賢人・林 紀代美
AGU Fall Meeting 2018   2018年12月11日   
酒井陽一郎・淺野悟史・小倉拓郎・栗林 実・石川可奈子
NORNAC 第21回自然系調査研究機関連絡会議 調査研究・活動事例発表会   2018年11月29日   
防災教育アプリケーションの開発における地形情報の利活用と課題-日本と中国の比較-
宋 佳麗・小口 高・小倉拓郎・山内啓之
日本地形学連合2018年秋季学術大会   2018年11月23日   
地形 40-2に要旨掲載
発生誘因が不明確な斜面変動に関する地形・地質的検討
井口 隆・山田隆二・小倉拓郎・小松義隆・飯田智之・神原規也
日本地形学連合2018年秋季学術大会   2018年11月23日   
地形 40-2に要旨掲載
宋 佳麗・小口 高・小倉拓郎・山内啓之
CSIS DAYS 2018   2018年11月3日   

担当経験のある科目

 
 

Works

 
Webサービス   2018年10月
地形鮮明化プロジェクトが主催するワークショップの資料を、GitHub形式で公開している。小倉はコンテンツの管理を行っている。今後もコンテンツの拡充を検討している。

競争的資金等の研究課題

 
高頻度・高精細地形情報を用いた砂礫堆の地形変動に関する調査
深田地質研究所: 平成30年度深田野外調査助成
研究期間: 2018年6月 - 2019年3月    代表者: 小倉拓郎
イタリアと日本における人間活動に資する地下空間資源の劣化度評価と保存修復
日本学術振興会: 平成30年度二国間交流事業・共同研究A
研究期間: 2018年4月 - 2020年3月    代表者: 小口千明
防災意識向上のための高精細地形情報を用いたサイエンスコミュニケーション手法の確立
東京大学: 東京大学大学院新領域創成科学研究科 学術研究奨励金
研究期間: 2018年5月 - 2019年3月    代表者: 小倉拓郎
高精細地形情報と感性情報を融合した森林動態把握と森林環境教育教材の開発
サントリー天然水の森 東京大学秩父演習林プロジェクト第7回(2017年度)研究助成
研究期間: 2017年4月 - 2018年3月    代表者: 斎藤 馨
手取川扇状地区間の河道内における網状流発達の定量的研究
白山手取川ジオパーク友の会: 白山手取川ジオパーク友の会平成27年度研究助成事業
研究期間: 2015年5月 - 2016年2月    代表者: 小倉拓郎

社会貢献活動

 
【企画, 運営参加・支援】  日本地形学連合  (防災科学技術研究所)  2018年11月23日 - 2018年11月24日
2018年度日本地形学連合秋季学術大会の運営・企画を担当した。
【企画, 運営参加・支援】  防災科学技術研究所  2018年11月22日 - 2018年11月23日
防災科学技術研究所社会防災システム研究部門が毎年開催している「土砂災害予測に関する研究集会」の企画・運営を行った。
ドローンで見る愛知川流域の特徴
【講師】  滋賀県琵琶湖環境部環境政策課・滋賀県琵琶湖環境科学研究センター・東近江市市民環境部森と水政策課  愛知川研究成果報告会  (東近江市五箇荘コミュニティセンター)  2018年10月30日
東京大学空間情報科学研究センターと琵琶湖環境科学研究センターの共同研究「高頻度・高精細地形情報を用いた河床における地形変化解析方法および地域住民への空間情報発信方法についての研究(
JoRAS No.814)」の成果の進捗を報告した。ドローンによる河床の測量の方法や環境整備に関する話題提供を行った。
【講師, 企画, 運営参加・支援, 実演】  地形鮮明化プロジェクト・東京大学空間情報科学研究センター  ひらめき☆ときめきサイエンス2018  (東京大学柏キャンパス)  2018年8月17日
日本学術振興会「ひらめき☆ときめきサイエンス」の一環として、ドローンやレーザ測量で取得した地形データのアウトリーチ活動を行った。計測した地形情報をダンボールに印刷し、積み上げてもらう体験イベントを行った。海食崖の2時期の地形モデルを目で見て、手で触って、肌で感じてもらい、地形変化の速さを実感してもらった。
【講師, 企画, 運営参加・支援, 実演】  東京大学空間情報科学研究センター  ひらめき☆ときめきサイエンス2018  (東京大学柏キャンパス)  2018年8月3日 - 2018年8月17日
日本学術振興会「ひらめき☆ときめきサイエンス」の一環として、中学生・高校生に地理情報システム(GIS)の普及を目指し、ワークショップを開催した。小倉は、レクチャー③「調査機器を使った野外でのデータ収集」およびレクチャー⑤「防災のためのGISの活用」を担当した。

その他

 
2018年2月   東京大学 Future Faculty Program 修了(第10期)
大学教員を目指す東京大学の大学院生、ポスドク、若手教職員向けの
教育能力向上プログラム。第443号。
https://www.utokyofd.com/ffp/
2017年11月   学生×里山フリーマガジン atetote ドローン写真提供
2017年6月   高等学校教諭専修免許状(地理歴史)取得
2017年6月   中学校教諭専修免許状(社会)取得
2016年12月   日本防災士機構認定資格 防災士 取得
2015年7月   日本地理学会認定資格 GIS学術士 取得
2015年3月   高等学校教諭一種免許状(公民)取得