1996年11月25日
データ標準化と概念グラフヘの変換を利用したスキーマ統合支援法
電子情報通信学会論文誌. D-1, 情報・システム 1-コンピュータ
- ,
- 巻
- 79
- 号
- 11
- 開始ページ
- 966
- 終了ページ
- 974
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
スキーマ統合作業の中でも大量のデータ処理を必要とし,特に設計者の負荷の軽減が求められている類似スキーマ要素の発見を中心に,統合作業を計算機により支援する手法を提案する.この方法の特徴は(1)名称,構造の観点からスキーマ要素間の類似度を求めること,(2)名称類似度の計算を容易にするため,属性名などをデータ標準化手法により標準化すること,(3)構造類似度の計算を容易にするため,共通データモデルとしてモデル化構成要素の少ない概念グラフを用いること,である.本論文では,この手法を実現するための要素として,標準化によって整備された属性名などの構文構成要素を利用することで類似度計算の対象となる概念を適切に取り出す概念グラフへの変換法および得られた概念グラフでのスキーマ要素間の類似度をデータ標準化の結果を利用して計算する方法を提案する.この提案を踏まえて作成したスキーマ統合支援ツールについて報告し,これを用いた統合手順を述べる.
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110003315625
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10071319
- URL
- http://id.ndl.go.jp/bib/4086719
- ID情報
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- ISSN : 0915-1915
- CiNii Articles ID : 110003315625
- CiNii Books ID : AN10071319