2007年9月
抑うつの促進および低減プロセスにおける自動思考の媒介効果
教育心理学研究
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- ,
- 巻
- 55
- 号
- 3
- 開始ページ
- 313
- 終了ページ
- 324
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.5926/jjep1953.55.3_313
- 出版者・発行元
- 日本教育心理学会
自己複雑性理論に基づき,抑うつの促進および低減プロセスを自己評価が媒介するというモデルを検証した。大学生と専門学校生計95名に,自己スキーマの精緻性を測定する自己記述課題と,自動思考の頻度と抑うつを測定する質問紙を実施した。構造方程式モデリングによる分析で,(a)ネガティブな自己スキーマの精緻性は,ネガティブな自動思考に媒介されて抑うつを促進し,(b)ポジティブな自己スキーマの精緻性は,ポジティブな自動思考に媒介されて抑うつを低減することが明らかとなった。抑うつの促進および低減プロセスで自己評価が果たす役割が示唆された。
- リンク情報
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- DOI
- https://doi.org/10.5926/jjep1953.55.3_313
- J-GLOBAL
- https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=200902225631741294
- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110006424542
- Web of Science
- https://gateway.webofknowledge.com/gateway/Gateway.cgi?GWVersion=2&SrcAuth=JSTA_CEL&SrcApp=J_Gate_JST&DestLinkType=FullRecord&KeyUT=WOS:000250647900001&DestApp=WOS_CPL
- ID情報
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- DOI : 10.5926/jjep1953.55.3_313
- ISSN : 0021-5015
- J-Global ID : 200902225631741294
- CiNii Articles ID : 110006424542
- Web of Science ID : WOS:000250647900001