2004年8月22日
微小電極法を用いた河床れき生物膜内のDOと窒素の濃度プロファイルの測定
土木学会論文集
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- 巻
- 2004
- 号
- 769
- 開始ページ
- 89
- 終了ページ
- 94
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.2208/jscej.2004.769_89
- 出版者・発行元
- 土木学会
4種類の微小電極を作成して, 河床礫付着生物膜内のpH, DO, アンモニア性窒素, 硝酸性窒素の濃度プロファイルを測定した. 明条件 (照度8000ルクス) の河床礫は, 光合成によって生物膜表層部でDOが急激に増加したが, 暗条件では, 表層部からDO濃度が減少し内部で消失した. 暗条件でのアンモニア性窒素消費速度は, 明条件の約1/2の値であった. 四万十川流域5地点の河床礫では, 5地点ともに生物膜表層部からアンモニア性窒素濃度は減少し, 硝酸性窒素濃度は増加した. アンモニア性窒素消費速度は, 上流の志和分大橋から中流の大正流量観測所までは0.06~0.13μmol/cm2・hの値を得たが, 岩間橋より下流では次第に減少する傾向がみられた.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.2208/jscej.2004.769_89
- ISSN : 0289-7806
- J-Global ID : 200902211042204911
- CiNii Articles ID : 10013040094
- identifiers.cinii_nr_id : 9000237688200