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2019年11月

【脳の半分を占めるグリア細胞 脳と心と体をつなぐ"膠"】(第2章)グリア細胞と神経免疫・臓器連関 ペリサイト機能欠損による血液脳関門の破綻

実験医学
  • 中里 亮太
  • ,
  • 山田 大祐
  • ,
  • 宝田 剛志

37
17
開始ページ
2854
終了ページ
2860
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(株)羊土社

ペリサイト(周皮細胞)は、血管を構成する血管内皮細胞の周囲に接着し、血管の安定化や機能維持において重要な役割を担う。特に、中枢神経系においては、血液脳関門の形成・維持においてペリサイトの存在が不可欠であることが知られている。正常な神経機能を維持するうえで、血液脳関門は必須な保護機構であり、加齢などに伴う血液脳関門の機能低下はさまざまな神経変性疾患を引き起こす原因の1つであると考えられている。これらの理由から、近年、ペリサイトによる血液脳関門の機能維持メカニズムは大きな注目を集めている。(著者抄録)

リンク情報
J-GLOBAL
https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201902233694363132
ID情報
  • ISSN : 0288-5514
  • 医中誌Web ID : TA25220006
  • J-Global ID : 201902233694363132

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