Additive Manufacturingによる核燃料製造技術の開発
日本原子力学会2020年春の年会
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- 開催年月日
- 2020年3月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 福島
- 国・地域
- 日本
本研究では、ファインセラミックスの革新的な成形技術として研究開発が行われているAdditive Manufacturingに着目し、市販型光造形3Dプリンターを用いて模擬核燃料物質の積層造形試験を実施し、当該技術の核燃料製造プロセスへの適用性を評価した。その結果、原料スラリーの均一性が造形体の品質に大きな影響を及ぼすことが判明したが、原料スラリーの攪拌・混合工程を最適化し、原料粉末と光硬化樹脂の分離を抑制すれば、模擬核燃料物質の積層造形が可能となることが示唆された。