2006年 - 2010年
景気循環・経済成長の総合研究-景気判断モデルの構築と日本経済の実証分析
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(S) 基盤研究(S)
本研究では、日本経済の適切な政策運営に役立てるために、日本経済の現状をより早く、より的確に把握する体制の確立を目指した。具体的には、景気循環の局面判断の観点からの日本経済の現状分析を行うとともに、経済制度面での歴史的変遷を踏まえた上で、1990年代以降の経済成長率や生産性上昇率の鈍化の原因を解明し、技術革新の活性化や産業構造の転換による日本経済の中長期的パフォーマンスの向上の可能性を探った。景気循環メカニズムの理論的研究や統計学・計量経済学的分析手法の研究も進めた。
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- 課題番号 : 18103001
- 体系的課題番号 : JP18103001