共同研究・競争的資金等の研究課題

2005年 - 2008年

契約の実証分析

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)  基盤研究(B)

課題番号
17330048
体系的課題番号
JP17330048
配分額
(総額)
17,320,000円
(直接経費)
15,100,000円
(間接経費)
2,220,000円

本プロジェクトでは、現代の開発途上国および戦前の日本をフィールドとして、土地・金融・労働市場におけるさまざまな契約形態の含意を理論的・実証的に分析した。戦前日本では、減免付定額契約がマーシャルの非効率性を解決しつつ土地市場の機能に寄与したこと、現代のアフリカでも土地市場が機能しつつあることが明らかになった。また現代のアフリカでは共同体関係が小企業の信用へのアクセスを支えていること、現代の東南アジアで現物賃金が労働者家計のリスクを低減する役割を果たしていることなどが明らかになった。

リンク情報
Kaken Url
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-17330048/17330048seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-17330048
ID情報
  • 課題番号 : 17330048
  • 体系的課題番号 : JP17330048