後藤はるか (Haruka Goto) - マイポータル

基本情報

所属: 駒澤大学総合教育研究部外国語第二部門准教授

学位: 博士（文学）(2013年4月パリ第8大学)

通称等の別名: ごとうはるか；たけだはるか
J-GLOBAL ID: 202001014103148470
researchmap会員ID: R000002115

研究分野

主要な論文

サロートの小説『マルトロー』のダミーたち

ごとうはるか

仏語仏文学研究 (58) 211-235 2024年9月
ナタリー・サロートと映画（1）-- 運動の静的イメージとトロピスム

後藤はるか

駒澤大学総合教育研究部紀要 (18) 33-54 2024年3月
ナタリー・サロートと儘ならぬ「心理」

後藤はるか

駒澤大学外国語論集 (36) 45-70 2024年1月
ナタリー・サロートと見出されゆく現実性 --『トロピスム』から『プラネタリウム』まで

後藤はるか

駒澤大学外国語論集 (34) 97-123 2023年3月
ナタリー・サロートのはじまりのトロピスム

後藤はるか

駒澤大学外国語論集 (30) 142-170 2021年3月
マルグリット・デュラスの声、そして時間（特集語りの声）

たけだはるか

言語文化 (35) 81-117 2018年3月
声の在処、作品のかたち -- プルーストとベケット（特集プルーストと二十世紀）

武田はるか

言語文化 (32) 39-58 2015年3月
サミュエル・ベケットの『クワッド』における沈黙の声

武田はるか

日本フランス語フランス文学会関東支部論集 22 155-166 2013年査読有り
La question de la voix dans les œuvres de Samuel Beckett, Marguerite Duras et Nathalie Sarraute

Haruka Takeda

2012年査読有り
ナタリー・サロートの『つまらぬことで』における言葉たちのドラマ

武田はるか

フランス語フランス文学研究 101 207-222 2012年査読有り
小説『イギリス人の恋人』を聞く -- マルグリット・デュラスと想起のエクリチュール

武田はるか

仏語仏文学研究 (37) 83-107 2008年査読有り
デュラスと犯罪 -- 戯曲『セーヌ゠エ゠オワーズの陸橋』から

武田はるか

仏語仏文学研究 (35) 253-277 2007年査読有り

MISC

326

森本淳正、ジル・フィリップ編著『マルグリット・デュラス〈声〉の幻前 ― 小説・映画・戯曲』（水声社、2020年）の書評

後藤はるか

cahier（日本フランス語フランス文学会） (28) 2021年10月
「文学は輪郭をたえず崩して進む」〔『フランス文学の楽しみかた：ウェルギリウスからル・クレジオまで』（永井敦子、畠山達、黒岩卓共編著、ミネルヴァ書房、2021年）の書評〕

後藤はるか

白金通信（明治学院大学「MG+」） (507) 28 2021年7月
［本よみうり堂文庫×世界文学9 名著60 愛の記憶］マルグリット・デュラス著『愛人ラマン』（清水徹訳、河出書房新社、1992年）の紹介

後藤はるか

讀賣新聞 9-9 2020年12月6日
「かくも素晴らしきシネマ -- ドゥルーズがデュラスといたる広い場所」（特集：マルグリット・デュラス）

たけだはるか

白水社『ふらんす』 2月号 18-19 2019年
NISHIZAWA Naoko, « Fukuzawa Yukichi, son séjour en France et la formation d’une nouvelle sagesse » （共訳）

Chris Belouad, Haruka Takeda

Association des Professeurs d'Histoire et de Géographie, Historiens & Géographies (444) 142-149 2018年11月
「対訳で楽しむナタリー・サロート『トロピスム』〈１〉〜〈６〉」（連載）

たけだはるか

白水社『ふらんす』4-9月号 2018年
「仄かに瞬く記憶の残り火をはこびながら」〔堀真理子『改訂を重ねる『ゴドーを待ちながら』演出家としてのベケット』（藤原書店、2017年）の書評〕

たけだはるか

白水社『ふらんす』 2月号 71 2018年1月
「守られなかった約束こそが曙光を纏う」〔ロマン・ガリ『夜明けの約束』（岩津航訳、共和国、2017年）の書評〕

たけだはるか

白水社『ふらんす』 10月号 71 2017年9月
「統一性を超えた複数的な思考のために」〔ブリュノ・クレマン『垂直の声プロソポペイア試論』（郷原佳以訳、水声社、2016年）の書評〕

たけだはるか

白水社『ふらんす』 8月号 72-72 2016年7月
「やわらかい器にこぼれた光のための文学」〔『池澤夏樹=個人編集日本文学全集03 『竹取物語』『伊勢物語』『堤中納言物語』『土左日記』『更級日記』』（森見登美彦、川上弘美、中島京子、堀江敏幸、江國香織訳、河出書房新社、2016年）の書評〕

たけだはるか

白水社『ふらんす』5月号 72-72 2016年4月
21

「プルーストからつなぎ、ひらく -- ナタリー・サロートの場合」（「プルーストと20世紀 -- たとえば女性作家や思想家たち」）

『cahier 16』（日本フランス語フランス文学会） 2015年
「デュラスの映画『ナタリー・グランジェ』の孤独と暴力、そしてポエジー」（特集：映画の詩学）

たけだはるか

中央大学『中央評論』 (287) 81-105 2014年6月
「パリとジャズ」「パリの劇場とあたらしい舞台芸術」「ノルマンディーのうつくしきふたつの海岸」「日本文学の翻訳さまざま」「水も滴るアパルトマン」（項目執筆）

武田はるか

『フランス文化事典』田村毅・塩川徹也・西本晃二・鈴木雅生編、丸善出版 2012年12月
マルグリット・デュラス「黒田アキの“闇”」（翻訳）

武田はるか

水声社『水声通信』 (28) 70-73 2009年1月

書籍等出版物

沼野充義、松永美穂、阿部公彦、読売新聞文化部編『文庫で読む100年の文学』

(担当:分担執筆, 範囲:「嵐のとおりすぎた顔の美しさ」（マルグリット・デュラスの『愛人ラマン』（清水徹訳、河出文庫）の紹介）)

2023年5月 (ISBN: 9784122073661)
塚本昌則、鈴木雅雄編『声と文学 : 拡張する身体の誘惑』

(担当:分担執筆, 範囲:「想像し、想像させる声 -- ベケットとデュラス？」)

平凡社 2017年3月 (ISBN: 9784582333275)
中央大学人文科学研究所『フランス民話集』

金光, 仁三郎, 渡邉, 浩司, 本田, 貴久, 林, 健太郎, 志々見, 剛, 武田, はるか (担当:共訳, 範囲:「リムーザン地方の民話」)

中央大学出版部 2016年3月 (ISBN: 9784805754047)
田村毅、塩川徹也、西本晃二、鈴木雅生編『フランス文化事典』

(担当:分担執筆, 範囲:「パリとジャズ」「パリの劇場とあたらしい舞台芸術」「ノルマンディーのうつくしきふたつの海岸」「日本文学の翻訳さまざま」「水も滴るアパルトマン」)

丸善出版 2012年7月 (ISBN: 9784621085226)

講演・口頭発表等

「プルーストからつなぎ、ひらく -- サロートの場合」

武田はるか

日本フランス語フランス文学会全国大会ワークショップ「プルーストと20世紀 -- たとえば女性作家や思想家たち」（於明治学院大学） 2015年5月
「想像する声 -- ベケット・デュラス」

武田はるか

シンポジウム「声と文学」（東京大学文学部フランス語フランス文学研究室主催於東京大学） 2014年9月
「声の在処 -- プルーストとベケット」

武田はるか

コロック「プルーストと20世紀」（明治学院大学主催同大学言語文化研究所・プルースト研究会共催於明治学院大学） 2014年5月
「ナタリー・サロートのトロピスムのための文学」

武田はるか

日本フランス語フランス文学会全国大会（於国際基督教大学） 2013年6月
« Sur “la question de la voix dans les œuvres de Samuel Beckett, Marguerite Duras et Nathalie Sarraute” »

TAKEDA Haruka

Journée Doctorale « Samuel Beckett » : programme de séminaires de l’école doctorale « Pratiques et théories du sens » de l'Université Paris VIII, dirigé par Christian Doumet, à l'École Normale Supérieure. 2013年4月
「サミュエル・ベケットの『クワッド』におけるせわしなき沈黙の声」

日本フランス語フランス文学会関東支部大会（於関東学院大学） 2013年3月
「マルグリット・デュラスの作品における叫びについて」

武田はるか

日本フランス語フランス文学会全国大会（於東京大学） 2012年6月
「ナタリー・サロートによる言葉たちのドラマ -- 最後の劇『つまらぬことで』における最初の試み」

武田はるか

日本フランス語フランス文学会全国大会（於小樽商科大学） 2011年10月
「書かれた声 -- マルグリット・デュラスの小説における会話」

武田はるか

日本フランス語フランス文学会関東支部大会（於カリタス女子短期大） 2004年3月

経歴

2024年4月 - 現在

駒澤大学, 総合教育研究部外国語第二部門, 准教授
2020年4月 - 2024年3月

駒澤大学, 総合教育研究部外国語第二部門, 講師
2012年 - 2021年

成城大学, 法学部, 非常勤講師
2014年 - 2019年

明治学院大学, 文学部フランス文学科, 非常勤講師
2012年 - 2019年

中央大学, 経済学部, 非常勤講師
2015年 - 2018年

國學院大学, 文学部外国語文化学科, 非常勤講師

学歴

共同研究・競争的資金等の研究課題

ナタリー・サロートの「トロピスム」のための文学にみる20世紀的表現の展開

日本学術振興会科学研究費助成事業研究活動スタート支援研究活動スタート支援 2020年9月 - 2023年3月

後藤はるか
「声」の創造とその系譜――現代作家ベケット、デュラス、サロートをめぐって

日本学術振興会科学研究費助成事業特別研究員奨励費特別研究員奨励費 2008年 - 2009年

武田はるか

所属学協会

日本フランス語フランス文学会