2015年 - 2017年
糖鎖の生体内代謝を追跡する革新的分子プローブの開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究
- 課題番号
- 15K12760
- 体系的課題番号
- JP15K12760
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 3,640,000円
- (直接経費)
- 2,800,000円
- (間接経費)
- 840,000円
- 資金種別
- 競争的資金
糖質(複合糖質)は、それぞれ重要な機能を持っている。糖鎖の分解は、その機能をオフにする役割を担っており、非常に重要であるが、細胞内で特定の複合糖質が、いつ、どの酵素に分解されているかを追跡することは不可能である。そこでこれを可能にする、新しい分子ツールの開発を目指した。興味対象の複合糖質構造に対して、その構造をあまり変化させずに仕掛けを施し、その基質が分解されたときに、分解した酵素と共有結合を形成できるようにすれば、追跡が可能となる。今回、独自のアイデアでこれを実現できる分子ツールを開発することに成功した。
- ID情報
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- 課題番号 : 15K12760
- 体系的課題番号 : JP15K12760