基本情報

所属
九州大学大学院(博士後期課程)
学位
修士(文学)(九州大学)

J-GLOBAL ID
201801017124493801

専攻は存在論です。精神医学の哲学を中心とした研究をしています。


(1)精神疾患の存在論的身分について研究しています。

具体的には、

・精神疾患の種別問題(本質主義的な自然種であるのか、HPCのように新しい本質主義の枠組みの中で自然種として捉えるのか、あるいは精神疾患を規約種ないしは社会種であると見なすのか)についての研究

・精神疾患の定義(どのような条件下で精神疾患は精神疾患と言われるのか。J.C.ウェイクフィールドの有害な機能不全分析を採るべきなのか、C.ブールスのように生物学的機能不全を重要視すべきなのか、あるいは例えばC.クーパーやD.ボルトンのような別の説を採るべきなのか)についての研究

を行っています。

現在は、前者についてはP.ザッカーの実践種概念、後者についてはD.ボルトンの志向性からのアプローチを中心的に取り扱っています。


(2)今後考えたい事としては、以下の事が挙げられます。

・精神疾患の実在性および存在様態について、過度な生物学的還元主義にも極端な社会構築主義にも陥らずにどのように説明するのか。

・精神疾患の定義と精神疾患概念の存在様態をいかに整合的に説明するか。

・パーソンの存在論について考える際、現代精神医学における学説と親和性の高い主張はどのようなものなのか。

・経験の主体であり行為の責任を持つところの「通常の」人についての同一性基準は、特定の精神疾患を持つ人に適用可能であるのか。


研究キーワード

  4

委員歴

  1

論文

  5

講演・口頭発表等

  11

担当経験のある科目(授業)

  3