経済学 (ヒューマニティーズ)
諸富 徹
岩波書店(2009/09/29)
スティグリッツ入門経済学 第4版
ジョセフ E.スティグリッツ, カール E.ウォルシュ
東洋経済新報社(2012/03/23)
スティグリッツ ミクロ経済学 (スティグリッツ経済学シリーズ)
ジョセフ・E. スティグリッツ, カール・E. ウォルシュ
東洋経済新報社(2013/01/01)
スティグリッツ マクロ経済学(第4版) (スティグリッツ経済学シリーズ)
ジョセフ・E. スティグリッツ, カール・E. ウォルシュ
東洋経済新報社(2014/04/25)
マンキュー入門経済学 (第2版)
N.グレゴリー マンキュー
東洋経済新報社(2014/02/21)
ミクロ経済学の力
神取 道宏
日本評論社(2014/09/25)
前から面白いとは聞いていたけれど、これは本当にすごい本だ・・・。「大教室に拍手が起きる」とオビにあるが、それが容易に想像出来る感じ。
授業用のテキストにどうだろうとナイロビ出張の機内に持ち込んで読み始めたら、あまりにも面白くてずっと読みふけってしまった。こんなにフライトが短く感じたことはない(というより、「ああ、もう到着してしまうのか」という感じ)。
本の随所に説明の工夫がなされていて、無味乾燥になりがちなミクロ経済学が、神取先生の手にかかると現実との相克の中で生き生きとしてくるのが本当に不思議。ミクロ経済学の本でここまでワクワク感を感じられるというのはすごい。ミステリーを読んでいるみたいだった。村上春樹のエッセイ「やがて哀しき外国語」にカンドリ先生とのボストンでの行き来が少し出てくるけれど、このワクワク感は村上春樹の小説と似たところがあるようにも思った。