2007年 - 2009年
報酬行動に関わる神経回路メカニズムの解析
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
薬物依存は社会的に大きな問題である。本研究は、覚せい剤が脳内でどの神経回路に働いて行動を変化させるのかを調べるため、脳の特定の神経回路が除去されたマウスを作成し、薬物に対する行動の変化を調べた。その結果、側坐核シェルという領域である特定タイプの神経細胞が無くなると薬物依存の程度が強くなることを明らかにした。一方で、異なるタイプの神経細胞が無くなると、逆に薬物依存が起こりにくくなることが分かった。
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- 課題番号 : 19500297
- 体系的課題番号 : JP19500297
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JOURNAL OF NEUROCHEMISTRY 135(6) 1232-1241 2015年12月 査読有り筆頭著者