論文

2016年7月

歯科衛生士による研修歯科医の態度評価

日本総合歯科学会雑誌
  • 奥村 暢旦
  • ,
  • 塩見 晶
  • ,
  • 伊藤 晴江
  • ,
  • 石崎 裕子
  • ,
  • 中島 貴子
  • ,
  • 長谷川 真奈
  • ,
  • 中村 太
  • ,
  • 藤井 規孝

8
開始ページ
4
終了ページ
8
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
日本総合歯科学会

歯科医師臨床研修は必修化後10年が経過した。それぞれの管理型施設は質の高い歯科医師を社会に送り出すために様々な方法を用いて研修歯科医の評価を行っている。今回,我々は22名の研修歯科医を対象に5名の歯科衛生士による態度評価を行った。指導歯科医と歯科衛生士による協議を行って策定した評価基準を用いて研修前・中・後期に3回の評価を行い,評価項目が共通する前期と後期の結果を比較したところ,すべてについて「適切」と判断される割合が増加した。今後さらなる改良や工夫の必要性はあるものの,歯科衛生士による評価を形成的に活用することの有用性が示された。(著者抄録)

ID情報
  • 医中誌Web ID : 2017041469

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