2021年3月
承継予定起業から地域連携サーキュラーモデル事業への進化プロセスの考察
東京都立産業技術大学院大学 スタートアップ・アクセラレーター研究所 報告論文集
- 巻
- 1
- 号
- 1
- 開始ページ
- 29
- 終了ページ
- 40
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 出版者・発行元
- 東京都立産業技術大学院大学
スタートアップの方法は多様化している。社内でビジネスを起こした後、環境変化等を背景に独立してビジネスを拡大していくこともあるだろうし、自ら立ち上げたビジネスを更に発展させるために他企業に入り込んで連携しながら進んでいくこともある。これらの流れはおおかた規則性があるのだが、少し異なった視点から起業する事例も存在する。例えば、事業承継を予定しての(或いは前提としての)起業である。今回、そのようなかたちで起業された経営者からお話を伺った。起業のきっかけ、仕事の選定、起業準備、ビジネスモデルと新規事業、新型コロナ感染症下での影響などについてである。スタートアップの類型化を検討していくにあたり、本事例についても考察していく。
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