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2011年10月 - 2011年10月

ポストペタスケール高性能計算に資するシステムソフトウェア技術の創出


これまでに開発されてきた貴重なソフトウェア資産をポストペタ世代の超並列複合システムへ円滑に移行する方法論の確立は、ここ数年で成し遂げなければならない重要課題であり、その作業を支援する開発環境の実現が強く望まれている。本研究では、既存のソフトウェア資産との親和性やソフトウェア開発の連続性を考慮し、既存のものをベースに新しい環境を創出する進化的アプローチによって超並列複合システム向けの開発環境の実現を目指す。すなわち、言語処理系、ライブラリ、実行時環境、支援ツール群、およびアプリケーションの各レベルで超並列複合システム向けのソフトウェア開発の新技術を開発し、それらに基づく開発環境を実現する。