2003年4月
「減価償却」と「減損」と ―その基本思考としての「配分」と「評価」と―
税経通信
- 巻
- 58
- 号
- 4
- 開始ページ
- 164-174
- 終了ページ
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 記事・総説・解説・論説等(その他)
- 出版者・発行元
- 税務経理協会
収益・費用アプローチと資産・負債アプローチという2つの異なる会計(利益)観が,2つの異質な減価償却概念が存在するという減価償却固有の問題を生じさせるだけでなく,減損会計に関連して,減損概念をも不明確なものにしている原因となり,ひいては減損と減価償却との間に理論的な矛盾・齟齬を生じさせていることを論じる。